八ヶ岳のトレッキングは初めてなので、初心者でも行ける麦草峠〜白駒池のトレッキングコースに挑戦。当初は白駒池を一周するコースにしようと思ったが、少し物足りないので麦草峠→白駒池→高見石→丸山→麦草峠のルートで休憩込で約三時間のトレッキングだった。
まずは麦草峠の駐車場から麦草ヒュッテを経て白駒池へ。朝方降っていた雨は止んだが霧が多く肌寒いあいにくの天気だが、かんかん照りの中を歩くよりは良いかもしれない。山はすでに秋の気配に変わっている。
歩き始めて他の山と違うなと感じたのは苔の多さだ。北八ヶ岳は苔の楽園と呼ばれているそうで、苔に覆われた森は神秘的に感じる。
麦草峠から約35分で白駒池の畔に到着、ここまではアップダウンも少ない道のりだった。池は霧で覆われ、どこまでが水面なのか分からないくらいだが、これも神秘的だ。
白駒池をほぼ半周して高見石へのルートへ進む、池の周辺は「もののけの森」と名前が付けられていた、何か怪しい雰囲気がするので、足早にと通り抜けることにする。
高見石は岩場になっているので、慎重に足場を選んで登る、重い荷物は山小屋へ預けておこう。
高見石に着いた頃には霧が薄らいで森の中に浮かぶような白駒池を見ることが出来た。
ここから山小屋の脇を回って丸山へ。丸山へのルートは勾配がきついので、出会うハイカーも少なくなった。
丸山の山頂は木々に覆われているので眺望は良くない。小休止して麦草峠へ下るが勾配がかなりきつく、雨上がりの後なので滑って転んでしまった。
麦草ヒュッテには野草園が隣接していた。山の中では苔は多いが花はあまり見かけなかったので、彩りの花を見ると一層新鮮さが増すようだった。
にほんブログ村