甲府精進湖道路(国道358)を走ってくると「右左口」という変な名前の地名があって気になって寄ってみることに
右左と書いて「うば」と読むらしいですね。
国道から集落の方に入っていくと、蔵や古い民家が残る町並みが現れました。
ここは中道往還と呼ばれた街道の宿場町のようです。説明文によると、徳川家康が中道往還を通り甲斐に入る際に宿場の人たちのもてなしに感謝し御朱印を与え、それを記念し宿場では御朱印祭りで人形浄瑠璃を演じたとあります。
すぐ向かいには大きな秋葉灯篭と道祖神がありました。
宿場を山の方に登っていくとお寺の脇にも立派な蔵が、この蔵に御朱印や浄瑠璃で使用する人形などが保管されていたそうです。
お寺のすぐ上には歌人・山崎方代の生家跡があり山崎方代直筆の石碑や愛好家の歌が展示してありました。