神社の入り口にいる狛犬ですが峰山の金比羅神社には狛猫が居るんです! これはかなり珍しいですね。
と、いうわけで探しに行ってきました。
境内は思ったより広く、何処を探せばいるのかな?と思ったら、ちゃんと案内図がありました。
狛猫のほかに神社のあっちこっちに猫がいるようです、猫の顔ハメに沢山の猫の置物。ほのぼのとした表情がいいですね。
石段の隅に飾ってある石にも猫っぽい顔が描かれていました。
本殿へいく中間ぐらいの所にある木島社に狛猫が居ました! たしかにこれは犬とは違いますね。
よく見ると口を開いた阿形の方は仔猫を抱いています。後ろに奉納されている絵馬も絵猫?みたい(笑)
なぜ狛猫なのか? 峰山は丹後ちりめん発祥の地で養蚕が盛んで、カイコや繭をネズミから守るために猫を大事に飼っていたそうです。
こちらが金比羅神社の本殿、けっこう立派な本殿ですね。峰山金比羅神社は峰山藩の六代藩主・京極高久が讃岐の出身で金比羅宮を崇敬しており、その意志を継いで七代藩主の高備が讃岐から勧請したのが始まりだそうです。
京極高久は鬼平犯科帳に出てくる若年寄りですね。狛猫といい、京極高久ゆかりの場所といい二重にびっくりです。