民音博物館は音楽の図書館とも呼べる資料館で、数万点の楽譜や音楽書が揃っているという資料館だが、一般展示室には世界の民族楽器や古典楽器も豊富に展示されており、無料で見学できる。
古典楽器は主にオルゴールとピアノ・チェンバロで非常に貴重なものが多い。
オルゴールでは1885年スイスのニコル・フレール社製のクラシック・オーケストラ、1890年アメリカのレジナ社オーケストラル・コロナ“キング・オブ・レジナなどがある。
これらのオルゴールは凝ったデザインが施された豪華なものだが、音色も素晴らしい。決まった時間に演奏されるのでその音色を楽しむことができる。
古典ピアノ・チェンバロも貴重な品が多くある。館内の撮影はできないので代わりに古典ピアノ・チェンバロの演奏を収録したCD「ピアノ・ヒストリー」のジャケット写真を掲載した。
左上の豪華な装飾がついたチェンバロは1580年から1600年頃の間にイタリアで制作されたチェンバロ。その他にベートーヴェンの弟子が実際に使ったピアノや紙ロール式の自動演奏ピアノも展示されている。
古典ピアノ・チェンバロも決まった時間に演奏があるので、一見のいや一聴の価値はある。
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