鈴木大拙館と松風閣庭園は金沢の名所である兼六園や金沢城に比べると大通りから少し奥に入った所にあるのでマイナーなスポットですが、隠れた紅葉の名所かも。
鈴木大拙は金沢出身の仏教哲学者で明治27年に「大拙」の号を授かり、日本のみならず米国、英国、ドイツなどで公演をし海外での評価も高かったようです。金沢は海外でも人気があるのですが、鈴木大拙館は東洋の哲学を思索できる場として海外から訪れる人々が多いようです。
鈴木大拙館はこじんまりした感じでシンプル、このシンプルさが良いのでしょうね。入館料は大人一般料金が300円ですが、水鏡の庭だけなら無料で外から見学することも可能です。
水鏡の庭、それは自分自身の心を映し出す鏡かも、ここに居ると時間を忘れそうになります。
一緒に見て回りたいのが鈴木大拙館に隣接する松風閣庭園。加賀藩重臣の本多家が拝領した土地で庭園の他に移築された松風閣があります。
松風閣は一般公開されていないので中に入れないのですが、庭園だけでも見る価値はあるかと思います。